いよいよ夏休みですね。学校配布のタブレットは持ち帰れてるんだろうか?今度確認してみようと思います。
今回は普段と教室を変えて実施してみました。冒頭の写真です。かなり雰囲気が違いますね。
教室稼働の状況がいろいろなので、種々のパターンを想定しておこうということと、ScratchをWeb版で使うためにハブの近くでやってみておこうということなのでした。
Scratchは拡張機能を使おうとするとダウンロード版では動かないものがあるので注意が必要です。
今回の課題の一つ、テキストを読み上げる機能もそのひとつです。
さて、午前の部では前回の速度を上げるという課題を終了して、次はポイントの切り替えです。列車が始発の駅に戻ってくるたびに1番のホーム、2番のホームと交互に入線するようにします。案の定タイミングを間違えて列車がポイントの上にいる状態で切り替え操作が発動するなんてこともありました。
大事故です。この模型では脱線ということは起こらないかわりにショートして電源が落ちるということが起こります。
久しぶりの動画です。ポイントが切り替わっているか、動き回って確認してますね。
どのタイミングでポイントを切り替えるのかということが一番大切。そのタイミングが起こる条件を機械に教えてあげないといけません。結構頭を使いますよ。
午後の部では信号機の操作で手古摺っています。というのも、一生懸命に考えて作ったプログラムをダメだしされて作り変える羽目になったからなのです。
実は生徒の考えたプログラムは決して間違いではなかったのです。
「信号が青になるというのはこの部分に列車がいるとき」ということを考えて、青になる最初のタイミングを切り出して命令を与えることを想定していたのです。ところが、この生徒、「この部分に列車がいるとき」すべての場面で青にする命令を送るように作っていたのでした。
これは決して間違いではありません。ほぇーと思ってしまいました。常に線路を監視して、常に正しい状況になるように命令を送り続けるということを考えたのですね。素晴らしい。
でも、これは最初に提示したルールに反するということで考え直しーとなったのでした。
実は、信号機やポイントには電磁石が使われていることが多く、連続して動かすと発熱して線が切れることがあるんです。そういうわけで、常に命令を送り続ける方式は禁止なのです。
正解だっただけに残念無念。
午前、午後の部とも、Scratchではリストを4つ使い、それを連結して文を表示するということをやっています。さらに、リストを事前に作っておくのではなく、プレイヤーからの入力をどんどんため込んでいく方式です。プレイしてもらうほどデータが増えていくということの体験ですね。
こういうのをうやると子どもはリストをどんどん作ろうとするんですよね。いろんな面白い文をひたすら入れたがります。データは作らんでええからプログラム作れー!
あと2週間くらいかかりそうです。