午前の部は先週の続きでデジタル時計の制作です。先週は時間と秒の一の位までプログラミングが終わりました。よって、今日は秒の十の位をプログラミングしてもらいます。
使うブロックは6つ。うち2つはわかりきっているので実際は4つをどう組み合わせるかです。
但し、今回は初めて演算処理が出てきます。きっと難しいだろうなと思っていたら一人が早々に完成させてしまいました。
でも他の2名はとんでもない動きをするデジタル時計に悪戦苦闘。
たった4つとはいえ、演算の順序をしっかりと意識して組んであげないと思い通りの表示になりません。小学中学年ではなかなか難しいところだと思います。いろいろやってみて、うまくいく方法があることが分かれば理解は後から追いついてくるでしょう。
プログラムをしたことない大人でもここのところは躓きやすいと思いますよ。式は合ってるはずなのに!となること請け合いです。
そして遂に完成。やはり完成すると嬉しいもんです。
完成したのでいつものごとくお遊びタイム。こちらも前回の続きです。ミサイルを撃ってブロックを破壊しましょうという破壊の部分の処理です。割とスムーズにいきましたね。
そしてここからが本題です。いや応用力養成かな?
完成したら遊んでみるのですが、ミサイルを大きくしたり小さくしたり、ブロックも大きくしたり小さくしたり、ミサイルの速さや威力も、、、以下同文。
プログラムの意味が分かっているので色々と変更をして遊べるのですね。じつはこれがとても大切なのです。動画後半に出てくるのですが、ミサイルのスピードをアホみたいに速くするという小学生あるあるを実行してくれています。
パソコン画面に収まらないくらいの数字を入力するなんて小学生ならではです。今はそんなことしても数字には限界があってね、なんて野暮なことは言いません。お好きにどうぞです。
その中で気がつくときが来ればいいんですね。大きくしたのに結果が変わらない!なぜだ?って。
今回は大きくしたせいで変な結果が生まれております。そして、それについて「なんでか考えてほしいなぁ」と投げたらちゃんと分かっているという衝撃の瞬間が記録できました。
DANZENは平静を装っておりますが、内心ではすげぇなと思っております。
そして午後の部です。こちらはプログラムを書き換えなくても、数値を変えるだけでどちらの列車も動かすことが可能になるようにプログラムを作ってもらっています。
2周走らせてね。その間に出発と通過と停車の駅アナウンスを流してね。とだけ指示をしておきます。
黙々と、まるでテストを解いているかのように取り組んでいます。たまーにお互いにどうなってる?って確認したり、こちらからツッコミを入れてみたりするくらいです。1時間強、そういう時間が続きました。すごい集中力だなぁ。
そして骨格が完成したら実際に動かしてみての修正作業。初っぱなは1周回って駅通過時に警笛が鳴ったと思ったら警笛がとまらない。
2回目は大人が同じ失敗かつタイミングがバラバラ。
3回目は汽笛も通過アナウンスもタイミングがバッチリで停車がオーバーラン。ここで時間切れとなりました。次回はここを修正するところから入りましょう。
午後の部は遊び時間が取れませんでしたが、まぁしょうがない。次回は迷路のクリア時間をハイスコア記録として表示できるようにしましょうと予告して(って前回も言ってたけど)終わりました。