なんで低価格?

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もともとはロボットで講座を開設しようと思っていたんです。いろいろと検討して、ここが一番バランスとれていて良いかなという会社の契約書に判子まで押したし。

まぁ、コロナの影響で流れてしまったんですが、こういうのは想定外ですからしょうがない。これもまた運命。

2017年くらいから何かいいものないかなと調べており、やはりLEGOかなぁと。それ以外にもロボットはいろいろあるんですが、初期費用が少し安いくらい。それならネームバリューのある方がいいし、LEGO人口が多いだけにコンテストもあったりする方がやりがいもある。

しかし、高いなぁ。塾側の初期導入費用もだけど、新規に始める生徒も最初に10万近く用意しないといけないこともある。(入会金や初月費用に中級以上のロボットセット)タブレットやパソコンまでとなるともっとかかるし。。。

ロボットを買うからには家でもしないといけないでしょうからパソコンやタブレットは必須。うーむ。一人一台タブレット配布とか国は言ってるのでそれを待つか?でも、それって自由に使える保証なんてどこにもないし。

私の個人的な趣味の一つに鉄道模型があります。子どものころにやっていて、大人になって久しぶりにやってみたら、もんのすごい進化をしていたので再参入という経緯です。
どんな進化かというと、自動運転なんですね。プログラムができるようになっていたという。ただ残念ながらガラパゴス日本はそれに対応していなかったのでヨーローッパ製品で遊んでます。

調べてる中でこれを子どもたちに、、、とも思ったのですが、さすがにハードルが高い。親御さんのみんながみんな、個人輸入なんてできないだろうし。かといって日本で揃えるとバカ高いし。

そんな中、国内の本気な大人たちがガラパゴス日本を正してやろうと立ち上がり(?)、DCC電子工作連合をつくり、その中で当方にとって様々なありがたい試みと製品が生まれたのです。

大人が本気を出すとすごいなぁという世界ですね。まぁ、鉄道模型の本気組というのは、日本に限らずかける金額が半端じゃないですから。趣味なんだから金を使って何が悪い!って世界です。そういう大人がお金をかけなくてもなんとかならんかと、お金の代わりに知恵と技術を持ち寄ったんですね。

とりあえず関東の方が多いようで、東京で行われる集まりに参加してみました。そうしたらなかなかに凄い。これ、いけるんじゃね?って。

とりあえずダメもとで主催者の方に相談をしたら協力は惜しまない!って色よい返事を頂けました。その相談をした人物というのが、今回のプログラミング講座の肝となる鉄道模型の制御に簡易Scratch(実はGoogle Blockly)を実装した張本人だったのです。

普段からボランティアで教員相手にプログラムの指導講義をしていたりするそうです。大きな博物館で鉄道模型が動き回っていたりしますよね。そこのシステムを納品した経験も持つ人でした。うーんすごい。

そういうわけで、ロボットの代わりに電車。これは私が持っているものを使えばいいか。足りない分だけ買えば初期投資は格段に安上がり。

制御するプログラムの構築はすでに行われていて、それは機械を買えば無料で使えます。そしてその機械も私の使う海外製品の5分の1くらい(国内で調達した場合)。機能としても子どもが堪能するには必要にして十分。

DANZEN自らが開講するとなると、ロイヤリティーも不要。

安くて、しっかりしていてというロボットプログラミング講座のいくつかと比べてみても、圧倒的にコストパフォーマンスが高い。

いやらしいけど、収益を考えると月に2回通ってもらう形で、1講座80分。最低6人を相手にする。土曜に2クラス。水曜に1クラス。これで8000円の価格設定なら何とか商売になる。でも、30名以上も集まるとは思えませんからどうしても12000円くらいにしないといけない。

それより安い10000円で1講座90分でそのあと30分の予備時間を入れられて、月に4回通ってもらえる。しかもたった8人でなんとかなる。ならば4人ずつしっかり面倒見てやれて、土曜日だけしか開講しない、なんてことでもなんとかなりそう。中級講座になれば8人まで対応できるだろうし、利益はそこまでいってから。

そんな皮算用で始めることにしたのでした。最悪の事態で、生徒がだーれも来ないってことになってもダメージは限りなく小さいですし。(ひとり趣味の世界にこもるだけ笑)

あんまり儲けようという意識がない講座なんです。
トップ進学ゼミを知ってもらいたいなぁという宣伝を兼ねて。
そしてプログラミング講座で身につく力を持って、その後トップ進学ゼミに通ってもらうことを最大の目標にして。
(それに鉄道模型っておもちゃも楽しいよって知ってもらいたいですしね)

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