午後の部卒業の巻

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午後の部は1年間、二人の受講で進みました。一名は、なの先生。欠席の多い生徒でありました。(2学期に入ると受験生の実践模試の解説などでどうしても参加できないのであります)
なの先生からの受講体験記はまた後日公開します。大人でもかなり楽しめるということが分かります。


対して6年生のE君、一度も休むことなく続けてくれました。そしてこちらの想定を遙かに上回る所まで習得することができました。
まずは、最終課題。

延々と3列車が往復するだけなんですが実際にやろうとすると難しい。

全パターンをプログラムするのではなく、動かす直前に次に動かすのはどの列車かを決める、あいている駅はどこかを決めるということをするのです。
変数を上手く使って、条件分岐をしっかり把握して、延々と動かすために繰り返し処理を入れ込んで、とプログラムに必要な基本事項を全て使い切っております。
こういうことが出来るようになったら、あとは興味関心が湧いたときにちょっと調べれば大概のことは実現できます。
なんでだろう?と思って調べて「そういう書き方をすれば良いのか」が分かるようになるということですね。
プログラミング的思考は完全に身につきました。

最後ということでお母さんも教室に入ってくれました。そうして上の列車がどういうプログラムで動いているかを一生懸命説明してくれています。
なんの知識もないお母さんですから、ちんぷんかんぷんだったと思います。でもプログラム画面を見て、どのように動いているかを説明を受けたら「すごい!」と思ったに違いありません。

お遊びスクラッチと題して毎回30分程度はこちらにも時間を回していました。最後の課題はマルバツゲームでした。
これも一生懸命説明してくれていました。

ただのマルバツゲームを作るだけでも結構ややこしいと思います。それを完全に一人でやりきりました。だから私の模範解答とは全然違うプログラムです。
いいですねぇ。正解はひとつではないのです。

ただのマルバツゲームを完成させたらそこから改造です。
それは置けないところが存在するマルバツゲームなのです。

それも自力で実現。
それが実現できるとどうしてもパスをしないといけない場面が出ることに気がつきます。

パスの処理も自力で実現。

こうやって完成したマルバツゲーム、どうせなら何連勝中かも表示させたいねって最後にアジったらそれも自力で完成させました。

そんなわけで頭の使い方とプログラミングのコツはかなり高度なところまで身についたので、余った時間でブロックを使ったプログラミングではなく、言語を使ったプログラミングを少し体験。
英語の知識も必要だけどね。

よく頑張ってくれました。中学生なったらTOP生になると宣言して帰ってくれました。まってるよー。

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