バタバタしていたら更新するのを忘れておりました。
まずはお手紙でお知らせしましたとおり、午後の部は11月で、午前の部は12月の2週を以て終了(卒業!)とさせていただきます。ずいぶん成長したなぁと思います。
午前の部の様子ですが、こんな感じでリラックスしながらポンポンと作業をしてくれております。中級に入ってからは基本的に与えられた課題を自力(友達と相談しながらOK)でやっていきます。困ったとき、デバッグを行うときに一緒になって考えてあげるというスタイルで進めています。そういうことが出来るくらい成長したということですね。自習にきているよく出来る中学3年生がこの風景を見て、何をやってるかサッパリ分からん!って言ってましたからね、自慢できるってことです。
午前の部の現在は2列車の往復運転を時間制御を極力使わずに、センサーでタイミングを計るプログラムを真っ白状態からつくるということをしています。かなり苦戦しております。それでも2週前でこんな感じに作ってくれています。
同じ課題なのですが、三者三様ですね。まだお互いに相談はしていない状態です。これが正解か不正解かは大事ではなくて、自分の頭で論理的に考えた結果を出力できることが大事なのです。
それに、プログラムなんて正解は幾通りもあるので、当教室ではそういうところはどうでもいいのです。
Scratchの方も非常に楽しそうにやってくれています。それでもかなり難しいことに挑戦中なのです。マルバツゲームで制作中の風景です。ギャーギャー言いながらやってますね。手も動いているし。さすがにこちらはノーヒントでは難しすぎるのでひとつひとつステップを踏めるように課題を出してクリアしていってもらっています。
午後の部はこのマルバツゲーム、午前の部のようにステップ毎にというところは同じですが、それも詰まるまでは放置してます。詰まったところでステップを与えるという具合です。そんなやり方なので、こちらの想定と全然違う方法でどんどんプログラムが進んでいます。面白いなぁ。
そしてメインの鉄道の方ですが、想定していた中級は何とかクリアできました。といっても、午前の部よりは難しめの中級クリア課題です。列車はプログラムを止めない限り、往復を繰り返します。そこに連動して信号機も動作するようにしました。(本当は4本信号機を立てたほうが分かりやすいのですが、ちょっと難しすぎるかなと言うことで2本にしております。)
そうして次は卒業課題としてかなり難しい課題を与えることにしました。上級レベルです。なにかというと、上の動画で列車がもう一つ増えるのです。一番上にのっけた写真がその状態です。信号機は無視して良いとしています。とにかく3列車が永遠に動き続けるのをつくってみな!って放置してます。
たかだか1列車増えただけやん!と思うなかれ。生徒本人も頭で考えて「これはやばい!」と紙に書き始めました。こういうのも初ですね。何も言わなくても紙に書き出すということができるってのは素晴らしい。自分の頭の限界を超えたらどうすれば良いのかっていう工夫が分かってるんですね。
さぁ、あと4週間で完成するかな?