7月第2週記録

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まずはご連絡を。お子様にもお伝えしておりますが、来週お手紙をお渡しします。7月は5週ありまして当初の予定では24日をお休みとする予定でしたが、教室稼働の調整がうまくいきましたので7月は5回実施致します。そして、8月14日の土曜日をお休みとさせていただくことに致しました。お盆期間中のため、その方がご都合がつけやすいだろうという判断をさせていただきました。不都合等ございましたら対応させて頂きますのでご相談下さい。

また、あわせてのご連絡になりますが、当初は9月より月2回の運営とアナウンスさせて頂いておりました。これも教室稼働の調整が付きましたのでこれまで通り月4回で実施させて頂きます。このことで全員が年内で十分終了可能な状態になるのではないかと思っております。カリキュラム終了の時期については時期が近くなりましたら個別にお知らせ致します。

いきなりのお知らせ2発でありました。夏期講習や中学3年生の受験前の特訓により教室確保が難しいというのが当初の懸案事項だったのですが無理を押し通してなんとかなりました。よかった。

さて、午前、午後どちらの部でも現在は往復運転線路でセンサーと格闘しています。レイアウトは以下の図のような感じです。

午前の部では出発駅の下の線路から折り返し駅へ行き、その後折り返し駅から出発駅の下の線路へ戻ってくるという動作を永遠に繰り返すプログラムを作っています。取りあえず先週で一応完成はしているのです。
ところが、今週は私が速度が遅い!と文句をつけたので列車の速度を上げてその動作を完了させようと改造させる授業になりました。

先週の子ども達は出発させてセンサー6が反応したら(折り返し駅に電車が来たという信号)停止命令をして、その後に後進命令をセットして出発駅に向けて発車させる。そして出発駅のセンサー1が反応したら停止命令をして、というプログラムを作ってくれたのです。
ただ、これだと列車の速度を上げられないのです。昔の鉄道模型だと停止命令を送る、つまり電流をゼロにするという命令で即座に止まるのですが、デジタルのコイツは停止命令を入れてもすぐに止まらないのです。電車ごとの特性があって、ダラダラと惰性で走り続けるのです。電車は急に止まれない!のであります。

そういうわけで速度を上げると停止距離が伸びるので駅に着いたというセンサーでは間に合わない。じゃあ、その前に置いてあるセンサーが反応したら停止する命令で良いんでない?と思うでしょ。それではドツボにはまるのです。
そこで苦しんでもらっております。来週に続くとなっております。

午後の部では「出発駅の下 → 折り返し駅 → 出発駅の上 → 折り返し駅 → 出発駅の下」この動作に信号が青の時だけ出発できるし進入もできるという(そういうルールで動いているような体で動作を信号させなさいということです)命令を追加しているところです。これもまた難しい。

午後の部ではほぼ1時間、頭の中であーでもない、こーでもないと考えを張り巡らせるということに終始しておりました。自由に動かして良いよと言ってるんですけどね。3番のセンサーが反応して、そのときの条件で、なんてことをブツブツ言いながらやってるわけです。条件分岐が6個(6階層)になってわけ分からん!とか言ってますが、そりゃそうでしょう。そんなん、DANZENも分からんわ。
考え直したら考え過ぎが判明して、「あ、これいらんかった!」とかになってました。
とんでもなく頭が回転している時間だったと思います。プログラムってこういう時間が結構あるんですよ。いつぞやの記事に書きましたが、プログラマーの脳は会話している部分が活性化しているという話ですね。頭の中で自分で色々と会話するわけです。まさにそんな感想を述べてくれておりました。
開講して良かったなぁと思います。こういう体験は滅多にできないので。(とっても難しい問題に立ち向かう場合にはちょくちょくあるのですが、それはできる生徒達が稀に体験できる位なのです)

そして、スクラッチ。こちらはどちらの部でもリストを使って運勢占いをするというものを作成してもらっています。動作自体は単純なので、運勢占いの結果を読み上げるという機能を追加しています。そして、来週はこのリスト機能を4つ使って更に複雑な運勢占いを作っていきます。

先週までは立派なゲームを動くように完成させて、その上で改造技で楽に攻略できるようにするということをやっていたのです。またやりますけど。ただ、これだと学校で自分で好きに作るというところからは外れるわけで、やっぱり学校でも「すげぇ!」と言われるようにもしてあげたいですしね。

ではまた来週!

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