先日、コナン先生に当塾のホームページがプロの手を介さず、DANZEN一人で作業しているという事実を大層褒められました。絶対にプロに頼んでいるモノだと思っていたそうな。嬉しい誤解です。
デザインだけは自分ではどうしようもないのでスタイルシートだけは作ってもらいました。これも10年近く前になります。
中3時の美術評価が10段階で2というセンスのなさは年齢を重ねて解消されるモノではないのです。無念。
基本的になんでもやろうとします。現在外部に頼んでいるのは税理士と弁護士だけです。社労士も司法書士も頼みません。なんでも自分でやろうとします。会社を作るときも自分でやったので公証人役場の人にめっちゃ可愛がってもらいました。とても珍しいことだったようです。
何でも自分でやろうとするのはいいのですが、仕事が遅いし不完全です。これはしょうがないし、当人も納得するしかないのでいいんです。ただ今回のように既に動いていたモノが突然動かなくなると利用者に迷惑をかけることになりますね。仕事の上ではあまりお勧めできないのかもしれません。
でも、仕事柄、こども達にこういう姿勢を見せるのはアリかもと思ったりもします。
プログラミング教室の精神でもあります。
さて、中級コースに入ってセンサーがどう働いているかを電車を使って体感してもらいました。電車が「ある区間」に入るとその区間で電力が消費されたのを検知するのです。つまりどこに電車がいるかが分かってしまうのです。在線検知システムです。鉄道模型といえばTOMIXというメーカーがあります。エディオンや上新電機でも扱ってますね。同じような在線検知システムが5万オーバーで発売されております。(線路とシステムだけ)複雑にしていくと更にお値段が上がっていくようです。
生徒達に使っているのはほぼ半額です。これで前述の機能をもったおもちゃを遙かに凌駕する複雑なことが行えるようになります。
午後の部では永遠に行ったり来たりを繰り返す往復運転のプログラムを完成させてもらいました。2回の授業で完成したことになります。ほぼノーヒントです。ひたすら考えて実行し修正するの繰り返し。詳しくは午前の部の生徒が完成できたときにお話しできればいいかなと思います。
子ども達はスクラッチが大好きなようです。その比重を少しあげようかということで、面白い教材を使用することにしました。中途半端に完成しているゲームをより完璧に動くように修正していくというモノです。そして、より高得点が取れるように改造をしてみるのです。反則技OK! チートというそうですよ。
わーきゃー言いながら取り組んでくれました。
狙いどおり、子ども達が必死になってコードを解読する場面が見られました。定義ってなんだ?とかクローンってなんだとか?
これもこれまでプログラミングの基本を勉強してきたから解読できるようになっているということなんですね。
こんな感じのモノを解読して自分の好きなように変更します。
半年前では考えられないことですよね。