とりあえず動画をまとめることにしました。
まずは午前の部です。1週間空いたのでどれくらい抜けているのかなぁと若干不安ではありましたが杞憂でございました。
色々と操作ができるようになってくると色んな疑問が湧いてくるようになります。4月の消えた記録に書いたのですが、線路から線が出ていることに疑問を持った生徒がいました。何のための線だろう?って質問をしてくれました。
4ヶ月かかりましたねー。そういう余裕が出てきたということですよね。電気を送る線ではあるのですが、その電気は乾電池から送るような直流ではなく、交流パルスで送っています。そうすることで電力を送りながらプログラムの命令を送ることができるんですね。
今回もプログラムのコードを取ったらどうなるのかとか、入れたら動かなくなるに違いないとか、色々悩む子どもが出てきました。今までは取りあえず動かしてみようだったのが、頭の中でプログラムを動かせるような思考回路ができつつあるみたいですね。論理的思考、育っております。
電車の方ではちょっとした復習とユーザーからの入力を受け付ける機能の搭載に向けて、キャラクターをPC画面に出現させることをこれまでのコードに追加しました。
そのあとのScratchでは右端のどこかにキャラクターが小さく表れ、それが少し大きくなり、そうしたら向きを変えて左に向かって移動し始めるという動作を実現しようと奮闘しました。横スクロールゲームで右端から敵が出現して、それがこちらに向かってくるシーンを再現したという感じです。
続いて少し先に進んでいる午後の部です。こちらは初級講座を終えて中級に進むのですが、その前に初級講座の最終課題に手を加えてもらいました。
初級講座でユーザーからの入力されたデータを元に青い電車か黄色い電車か、それとも何もしないかを判定したのでした。そこをリストというプログラムの考え方を使う方法に変更してもらいました。
もちろんその部分は大改造となるわけです。
青とかAOとかaoとかBlueとかアオとかを入力すると青色の電車を動かしてくれるんだけど、みどりとかを入力すると青色の電車も黄色の電車も動かさずに今日はお休みねって表示するんです。
大苦戦でしたね。最終的には完成しましたけど。
Scratchでも少し先に進んでおりまして、2つのキャラがランダムに右端から出現して 、それが少し大きくなり、そうしたら向きを変えて左に向かって移動し始めるという動作、つまり午前の部でやっていることの応用ですね、これをやってもらいました。
こちらも大きな改造というか、新たなプログラムを追加しないといけませんのでかなり苦戦。最終的にはギブアップでコードを教えてあげることになりました。でもコードの解説は無しです。次回、ちゃんとコードが理解できているかどうかが試されるはずです。少し楽しみ。